【問題449】呼吸運動について正しいものはどれか。
1.内肋間筋により胸郭が広げられる。
2.横隔膜が弛緩して肺が拡張する。
3.大胸筋が収縮すると呼気が起こる。
4.呼気時には肺の弾性収縮力が働く。
正解 4
解説 選択肢1
× 外肋間筋や横隔膜が収縮すると胸腔が広がり、肺内の気圧が下がって吸気が起こります。
解説 選択肢2
× 横隔膜が収縮して、下にさがることにより肺を拡張させます。
解説 選択肢3
× 大胸筋は上腕の内転に作用する筋肉です。
解説 選択肢4
○ 肋間筋や横隔膜の弛緩と共に、肺自身の持つ弾性収縮力により呼気が起きます。
したがって、安静呼気時に働く筋肉はありません。