キツネ先生の看護師国家試験予想問題378

学生の皆様へ

【問題378】抗がん薬について正しいのはどれか。
1.細胞周期に焦点を当てがん細胞を攻撃する。
2.抗がん薬に薬物耐性は生じにくい。
3.分子標的薬ではほとんど有害作用が起こらない。
4.シスプラチンは嘔気嘔吐の有害作用が比較的少ない。

正解 1

解説 選択肢1

○ がん細胞は分裂、増殖し続けます。正常な細胞周期との違いに着目して作用するものを、細胞周期特異的薬といいます。一方、細胞周期に関わらない薬もあります。

解説 選択肢2

× 抗菌薬のように抗がん薬にも薬物耐性は起こります。一方、有害作用は継続するため計画的な投与が必要です。

解説 選択肢3

× 細胞周期特異的薬よりも特異性が高いですが、副作用としての有害作用は起こります。

解説 選択肢4

× シスプラチンは嘔気嘔吐の有害作用が最も強く出現する抗がん薬です。

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