【問題264】血管について正しいのはどれか。
1.アテローム状硬化は血管の中膜に生じる。
2.動脈の中膜は平滑筋である。
3.毛細血管に近い動脈を終動脈という。
4.閉塞性動脈硬化症による間欠性跛行は神経の圧迫が原因である。
正解 2
解説 選択肢1
× アテローム状硬化は血管の内膜にある内皮細胞が障害され、LDLコレステロールなどが沈着して生じます。
解説 選択肢2
○ 動脈の中膜は不随意筋の平滑筋です。
解説 選択肢3
× 毛細血管に近い動脈は細動脈といい、吻合がない動脈を終動脈といいます。
解説 選択肢4
× 間欠性跛行には神経性と血管性があります。閉塞性動脈硬化症では動脈硬化により狭窄が生じ、筋肉が酸素不足をきたすことで間欠性跛行となります。