【問題250】感染症法について正しいのはどれか。
1.予防接種の対象疾患が定められている。
2.5類感染症は3日以内に届け出る。
3.1類感染症は市町村に届け出る。
4.結核は2類感染症に分類される。
5.1~3類感染症は原則入院の定めがある。
正解 4
感染症法は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関し、必要な措置を定めることで感染症の発生を予防し、まん延の防止を図ることを目的としています。
解説 選択肢1
× 予防接種の対象疾患が定められているのは、予防接種法です。
解説 選択肢2
× 5類感染症の患者を診断したときは、7日以内に最寄りの保健所長を経由して、都道府県知事に届け出ます。
解説 選択肢3
× 1~4類感染症の患者、または新感染症の疑いのある者を診断したときは、直ちに最寄りの保健所長を経由して、都道府県知事に届け出ます。
解説 選択肢4
○ 感染症類型は1~5類感染症に分類されています。結核は危険性が高い2類感染症に分類されています。
解説 選択肢5
× 1類感染症は原則入院ですが、2類感染症は状況に応じて入院となります。3類感染症は特定職種への就業が禁止されますが、原則は通院治療となります。