【問題235】糖質の代謝について正しいものはどれか。
1. 血中の糖分が少なくなるとインスリンが分泌される。
2. 糖質はグルコースとして肝臓に蓄えられる。
3. 二糖類は大腸で吸収されて血中に入る。
4. グルコースはATPを作る材料となる。
正解 4
解説 選択肢1
× 血糖値が下がるとグルカゴンが分泌され、肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解して、
血糖値を上昇させます。
インスリンは血糖値が上昇した際に分泌され、グルコース(ブドウ糖)からグリコーゲンを
生成して血糖値を低下させます。
解説 選択肢2
× 余ったグルコースは、グリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵されます。
解説 選択肢3
× 二糖類(スクロース、マルトース)は、小腸の腸上皮細胞で酵素によって分解され(膜消化)、
単糖類(グルコース、フルクトース、ガラクトース)として吸収されます。
解説 選択肢4
○ グルコースは血液から細胞内に入り、生命エネルギーATPを作る材料となります。