【問題58】パーキンソン病の治療・看護について正しいのはどれか。
1.L-ドーパを突然中止すると悪性症候群のリスクがある。
2.L-ドーパの薬効時間が短縮することをオン・オフ現象という。
3.原則全ての重症度で医療費助成制度の適応となる。
4.ホーエン・ヤールの重症度分類ステージⅤでは一側性に症状がみられる。
正解 1
解説 選択肢1
○ 悪性症候群では高熱、意識障害、振戦、筋硬直などの症状があります。
解説 選択肢2
× 薬効時間が短縮することはウェアリング・オフ現象といい、突然効果がなくなることをオン・オフ現象といいます。
解説 選択肢3
× 原則ホーエン・ヤールの重症度分類ステージⅢ以上で、生活機能障害度Ⅱ度以上の者が対象となります。
解説 選択肢4
× ステージⅠ〜Ⅴの5段階で、Ⅴが最も重症です。一側性(片方の手足のみ)に症状がみられるのはステージⅠです。