キツネ先生の看護師国家試験予想問題66

【問題66】腎・泌尿器系の構造と機能について正しいのはどれか。
1.レニンは副腎皮質に作用し、アルドステロンの分泌を促進する。
2.骨盤内臓神経は、仙髄から排尿筋と内尿道括約筋に接続している。
3.血漿浸透圧の上昇により下垂体後葉の受容体が反応し、口渇を自覚する。
4.前立線は尿道の後方に位置しており、肥大することで排尿障害を生じる。

正解 2

解説 選択肢1

× 副腎皮質に作用するのはアンギオテンシンⅡです。また、アンギオテンシンⅡは末梢血管の収縮にも働き、血圧を上昇させます。

解説 選択肢2

○ 骨盤内臓神経は尿意を感じる求心性の働きと副交感神経の性質を持ち、排尿反射において排尿筋を収縮、内尿道括約筋を弛緩させます。

解説 選択肢3

×  口喝中枢は視床下部にあり、口渇を自覚すると同時に下垂体後葉からバソプレシンが分泌され、水の再吸収により血漿浸透圧は正常化されます。

解説 選択肢4

× 前立腺は尿道を取り囲むように存在しています。

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